薬喰
江戸時代までは仏教思想の殺生忌避、神道の穢れの思想から肉食は一般的ではありませんでした。しかし、山間部では鹿、猪、熊などを薬と称して食べていました。滋養強壮、病後の回復によいということからこれを「薬喰(くすりぐい)」といいました。

また、鹿肉、猪肉、馬肉などと言うと殺生、血、仏教戒律ともろに衝突するため、鹿は紅葉、猪は牡丹、馬肉は桜と言われて売られました。特に冬季は身体が温まり血行をよくするという鹿の肉が好まれました。先日、鹿のもも肉をシチューに入れて食べました。
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