飾縄
高山の注連飾の多様な美しさには感心しました。高山は飛騨家具、飛騨春慶、一位一刀彫をはじめ多くの伝統工芸品を産し、造形感覚の鋭い職人文化が強い土地です。

注連飾も単なる厄除けではなく、稲わらの撚り方、垂れのリズム、装飾物(橙、紙垂、水引、裏白、南天、松など)の配置に「作り手の美意識」が自然に入り込んだのでしょう。

つまり、職人文化の祈りと手仕事と美的競争が重なり、小さくも美しい造形物を新年を迎える門前に飾る伝統が続いているのです。
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