元日
高山陣屋の前に山岡鉄舟(1836-1888)像がありました。剣・禅・書の達人であり、江戸無血開城の立役者のひとりである鉄舟は、高山と所縁が深い人物です。

弘化2年(1845)、高山郡代となった父・小野浅右衛門高福、母・磯について彼は高山陣屋へ入りました。嘉永5年(1852)父の死去にともない江戸に戻るまで高山で暮らしており、彼の人間形成は飛騨の風土の中で培われたものと考えられます。

江戸に戻った後は勝海舟や義兄の高橋泥舟らとともに活躍し「幕末の三舟」と呼ばれました。徳川慶喜の使者として駿府に赴き、西郷隆盛と会って江戸無血開城の交渉をまとめました。像の足元には「青雲」との書がありました。
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