□◆□…優嵐歳時記(494)…□◆□

   めし隠す大き鮨ネタ頬張りぬ   優嵐

「鮨」が季語ときいて驚かれるかもしれません。確かに
季語の中には、そこに入っている理由が今となっては
定かでないというものもあります。おそらく、酢が防腐剤
の役割を果たし、その匂いが食欲の落ちる夏には味覚を
そそるからだろうと言われています。

以前はご馳走の代名詞だった鮨も今では回転寿司などの
普及ですっかり普段の食べ物になりました。とはいえ、
本格的な鮨屋というのは私にはやはりまだ敷居の高い
ところです。