□◆□…優嵐歳時記(520)…□◆□

   秋の蚊といえど容赦はせぬものを  優嵐

私の部屋はアパートの5階にありますので、めったに蚊は
入ってきませんが、それでもときどき刺されることがあり
ます。単に「蚊」だけですと、夏の季語になります。
容赦しないのは蚊もですが、それをみつけてぴしゃりと
やるこちらも同様です。

刺すのは雌だけで、産卵のためです。血がかたまらないよう
に先に入れる液がかゆみをもたらすそうです。産卵のため
とはいえ、人に叩き潰されるような危険を冒してまでも
吸血にこなければならないとは因果なことよ、と思います。