□◆□…優嵐歳時記(559)…□◆□

   待つこともつとめのひとつ秋の宵  優嵐

日が暮れてまだはっきり夜とはいえない微妙な時間帯を宵と
いいます。待つことがどちらかといえば苦手な私なのですが、
今の仕事はタイミングをはかることが重要な要素になって
います。考えてみれば、自然を相手に仕事をされている方も
待つことが欠かせません。

魚が網にかかるのを待つ、作物が育つのを待つ、その自然の
リズムが与えてくれる恩恵を受けて私たちも生活していると
いえますね。月や星の運行、季節の巡り、それらすべてが
私たちを取り巻く自然のリズムの一部なのだと感じます。