2□◆□…優嵐歳時記(609)…□◆□

   風なくて静かな朝の柿落葉  優嵐

朝の散歩は続いています。今は午前6時半ごろにならないと
完全に明るくはなりません。あまり町の活動が始まらない前に
できれば歩きたいので、少し暗くても出かけていきます。そう
しないと、それ以外の時間ならひっそりしている道を通勤の車
が次々通り、のんびり歩くのが難しいのです。

集落のはずれにある農業用のため池の側まで行きました。集落
の中にたくさん柿が植えられていましたが、ここにも植え
られています。振り返ると枯田が河岸段丘上にならんでいるの
がよくわかり、遠くを電車が走っていく音が聞えました。