□◆□…優嵐歳時記(644)…□◆□

   灯を映す川に佇む冬の鷺  優嵐

夕方、市川の川べりを散歩していると、川の中央にアオサギがいる
のを目にしました。いつも同じ岩の上でじっと獲物を待っているの
を見かけていましたが、すでに夕闇が迫ろうとしています。アオサギ
はいつも一羽で行動しています。

野鳥を見ているとその種によって群れるものと単独行動するものと、
はっきりわかれています。群れるものの代表としてはアトリ、スズメ、
カモ類などがあげられます。カワセミ、セグロセキレイ、ジョウビタキ
などは単独行動者です。「冬鷺」としては通常コサギが詠まれることが
多いようです。