□◆□…優嵐歳時記(20)…□◆□

    友と語る梅の小枝は真っ直ぐに  優嵐

博多でおこなわれたISIS編集学校の汁講(オフ会)に出席しました。
姫路から博多は意外に近く、新幹線で2時間半です。博多は梅の季節
を迎え、あちこちのお寺や神社の境内で紅梅、白梅が咲いていました。

梅はバラ科の落葉樹で、中国原産。白または紅の五弁の花をつけます。
八重咲きのものもあります。他の花に先がけて咲き、「春告草」との
別名もあります。今でこそ花と言えば桜ですが、古く万葉の時代には
梅こそが花の代表でした。『万葉集』を始め多くの詩歌に詠われ、日本人
の心をとらえてきました。あいにく今回は訪れる機会がなかったの
ですが、福岡の大宰府天満宮といえば、菅原道真の飛梅伝説で有名です。