□◆□…優嵐歳時記(703)…□◆□

   轟々と堰落ちる水冴返る  優嵐

北風が冷たい一日でした。「冴返る」は冬の季語「冴ゆ」
を受けたものです。春めいていくぶん暖かい日が続いた
あと、またにわかに寒さがぶり返すことをさし、「寒の
戻り」などともいいます。

冬型の気圧配置になって、冷たい北風が吹き、思いがけず
太平洋側でも雪が降ることがあります。一度暖かさを経験
しているだけに、寒さをひとしお感じます。

このところ雨がまとまって降り、川の水かさが増して
います。いつもは鴨たちがたくさんいる堰のところでも
鴨の姿は見えず、水音ばかりが大きく響いていました。