□◆□…優嵐歳時記(728)…□◆□

   地に淡き光集めし菫かな  優嵐

週末ですので、増位山の梅林でも数人の訪問者と会い
ました。それでもひっそりとして、梅を愛でるには最適
です。梅はいずれも人の背丈ほどで、目の前で香る紅梅、
白梅を楽しむことができます。少しずつ種類も違い、
紅梅の色も濃いものからほんの淡いものまでさまざまです。

展望台まで足を伸ばす人は少ないようで、ここで人に
会うことはめったにありません。今日は見通しがきき、
播磨灘を行き交う船、こんもり丸い上島がよく見えました。
眼下を流れる市川の水の色はその日の天候によって微妙に
変わります。

梅林でジョウビタキの雌を見ました。もうすぐ、彼らは
北に向かって帰ります。今年初めてみたのはヤマガラ
彼らは背と腹の特徴的な赤茶色ですぐにそれとわかります。
竹林でもツツピィー、ツツピィーと囀っていました。
これで30種です。

060325