□◆□…優嵐歳時記(731)…□◆□

   登りゆく道に続きし落椿  優嵐

増位山随願寺周辺の森にはヤブツバキがたくさんあります。
そろそろ落花のころとみえ、木の下には赤い椿の花がその
ままの形でたくさん落ちています。木にはまだこれから
咲く花も残っています。

午後、一時的に低気圧が通り、強い風が吹きました。
杉の大木から枯れた葉がつぎつぎと吹き落とされ、境内
に散っていました。こうして、杉自身が古いものを吹き
払っているようにも思えました。

060328