□◆□…優嵐歳時記(811)…□◆□

  青田風飢饉の話を読んでいる  優嵐

昼食後、リクライニングチェアで本を読むのが午後の楽しみ
です。窓を開けているとよく風が通り、扇風機すらつけなく
とも、快適に過ごせます。

今、中世日本の歴史を描いたシリーズを読んでいます。
鎌倉時代や室町時代のひどい飢饉の様子を、当時の公家や
僧が書き残した日記を通して知ることができます。しかし、
食べるものがなくて死ぬ、という感覚が、読んでいても
なかなか実感としてはわかりません。

窓から見える田んぼでは、すでに植えられた苗が水面を
隠すほどに大きく育っています。