□◆□…優嵐歳時記(838)…□◆□

  心地よき風に七月終りけり  優嵐

今日は旧暦の七月七日、七夕です。しかし、一日中曇り
空で涼しい風が吹いていました。新暦の七夕は梅雨の最中
で例年晴れた夜空は望みにくいのですが、まさか旧暦の
七夕まで梅雨が明けずにいるとは。

蒸し暑さは感じられず、今年は「暑くてたまらない」と
いう気分を味わうことなく秋を迎えそうな気配です。
「炎暑」「炎ゆ」「灼く」といった季語は使わずにこの
夏は過ぎてしまうのかもしれません。