□◆□…優嵐歳時記(922)…□◆□
晴れ渡る空へすらりと後の月 優嵐
昨夜は十三夜でした。陰暦九月十三夜です。八月十五夜の
名月に対して、「後の月」といいます。お月見としては
最後の月ですので「名残の月」、枝豆や栗を供えるので
「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。
昨夜は文化の日でもあり、昼間から大変いいお天気で、
夜に入っても雲ひとつない広々とした空でした。夕焼けの
色が褪せるか褪せないかのうちに、まだ少しほっそりと
した月が昇ってきました。
『源氏物語』の夕霧の巻に夕霧大将が十三夜の月を賞して
いる場面があります。すでに紫式部の時代には十三夜の
月を楽しむ習慣ができていたようです。
晴れ渡る空へすらりと後の月 優嵐
昨夜は十三夜でした。陰暦九月十三夜です。八月十五夜の
名月に対して、「後の月」といいます。お月見としては
最後の月ですので「名残の月」、枝豆や栗を供えるので
「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。
昨夜は文化の日でもあり、昼間から大変いいお天気で、
夜に入っても雲ひとつない広々とした空でした。夕焼けの
色が褪せるか褪せないかのうちに、まだ少しほっそりと
した月が昇ってきました。
『源氏物語』の夕霧の巻に夕霧大将が十三夜の月を賞して
いる場面があります。すでに紫式部の時代には十三夜の
月を楽しむ習慣ができていたようです。
コメント