□◆□…優嵐歳時記(62)…□◆□
青柳は風の姿を見せており 優嵐
先日、但馬海岸をオートバイで走ったあと、城崎温泉に立ち寄り
ました。温泉街の中心部に入ると、突如として浴衣の人々の群が
あふれ出します。タオルを入れた「湯かご」を手に昼夜を問わず、
浴衣姿で散策できるのが、ここの温泉街のよさでしょう。
歴史の古い温泉街の中央を大谿川が流れ、風情のある石橋が何本
もかかっています。柳並木が川の両岸に沿って続き、芽吹いた
ヤナギの淡い緑が風に揺れていました。この瑞々しい柳を「青柳」
と呼び、すでに『万葉集』にも詠まれています。青柳の姿を映す
川面には舞い落ちた桜の花びらが、「花筏」(季語)となって流れ
ていました。
青柳は風の姿を見せており 優嵐
先日、但馬海岸をオートバイで走ったあと、城崎温泉に立ち寄り
ました。温泉街の中心部に入ると、突如として浴衣の人々の群が
あふれ出します。タオルを入れた「湯かご」を手に昼夜を問わず、
浴衣姿で散策できるのが、ここの温泉街のよさでしょう。
歴史の古い温泉街の中央を大谿川が流れ、風情のある石橋が何本
もかかっています。柳並木が川の両岸に沿って続き、芽吹いた
ヤナギの淡い緑が風に揺れていました。この瑞々しい柳を「青柳」
と呼び、すでに『万葉集』にも詠まれています。青柳の姿を映す
川面には舞い落ちた桜の花びらが、「花筏」(季語)となって流れ
ていました。
コメント