□◆□…優嵐歳時記(68)…□◆□
麗らかやちょろと目を開け新生児 優嵐
「麗らか」とは春の陽が輝き、すべてのものが柔らかく美しく見える
様子を表しています。「春の麗の隅田川」と歌われるそのさまです。
鮮明さ、明快な感じをともなう美しさで、春日遅々としたのどかさに
も通じる語感があります。古くは「うらうら」などとも使われ、
万葉集では、大伴家持が「うらうらに照れる春日に雲雀あがり
心かなしも独りし思へば」と詠んでいます。
私は保健師で、今日、新生児訪問に行ってきました。生後13日の
女の子です。身体計測をするために服を脱がせると、ちょろっと目を
開けました。少し驚いて泣き出しましたが、お休みで家にいらっしゃった
お父さんがしばらく腕に抱いてあげていると、ほやほやと眠ってしまい
ました。柔らかな空気が部屋を満たしていたひとときでした。
麗らかやちょろと目を開け新生児 優嵐
「麗らか」とは春の陽が輝き、すべてのものが柔らかく美しく見える
様子を表しています。「春の麗の隅田川」と歌われるそのさまです。
鮮明さ、明快な感じをともなう美しさで、春日遅々としたのどかさに
も通じる語感があります。古くは「うらうら」などとも使われ、
万葉集では、大伴家持が「うらうらに照れる春日に雲雀あがり
心かなしも独りし思へば」と詠んでいます。
私は保健師で、今日、新生児訪問に行ってきました。生後13日の
女の子です。身体計測をするために服を脱がせると、ちょろっと目を
開けました。少し驚いて泣き出しましたが、お休みで家にいらっしゃった
お父さんがしばらく腕に抱いてあげていると、ほやほやと眠ってしまい
ました。柔らかな空気が部屋を満たしていたひとときでした。
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