□◆□…優嵐歳時記(964)…□◆□

  流鏑馬の少年凛と冬の朝  優嵐

春日若宮おん祭では、日使(ひのつかい)、御坐(みか
んこ)、細男座(せいのうざ)、田楽座、猿楽座、
大和士(やまとざむらい)、大和国内の大名の各々が
お旅所にお参りのため時代行列を組んでお渡りをします。

お祭りの中に稚児流鏑馬があり、その射手である小学校
高学年くらいの少年も時代装束に身を包んで行列の中に
いました。二年間この日のために練習を積むといいます。
馬上の少年に付き添って、晴れ着のご両親の姿も隣に
ありました。

大名行列の中には子どもだけで構成された一団もあり、
頬を上気させながら懸命に演じ、拍手を浴びていました。
地域全員で守り伝えられてきたお祭り、職業も年齢も
さまざまな人がいっしょになって伝統を支えているの
だなあと思いながら行列を見ていました。