□◆□…優嵐歳時記(966)…□◆□

  静かなる気迫真冬の四天王  優嵐

東大寺戒壇院の四天王像を見ました。四天王は持国天、
増長天、廣目天、多聞天という仏法の守護神で、天平時代
の塑像です。このうち持国天と増長天はかっと目を見開
いた憤怒相をしており、廣目天と多聞天は目を細めて、
怒りを内に秘めた対照的な相をしています。

国宝に指定されており、”静にして動、動にして静”と
表現されているように、動きのある表現の中に静かな
気迫が感じられます。四天王像を見たのはこれが初めて
ですが、一遍で魅了されました。