□◆□…優嵐歳時記(968)…□◆□

  ほこほこと日に包まれて眠る山  優嵐

十二月も末になり、山の落葉樹はいつの間にかすっかり
葉を落としています。ふもとから稜線にある落葉樹が
見えますが、枝ばかりとなり向こうの空が透けています。
あっけらかんとしたこの時季の落葉樹林の明るさが私は
好きです。落葉樹林はこの姿のまま冬を越します。

今日は少し風が冷たく、気温が下がりました。あと一週間
で今年も終りです。振り返れば短いような一年でしたが、
それでもいろいろなことがあり、感動したり、びっくり
したり、発見があったりと、それなりにいい時間を
過ごしたな、と思います。