□◆□…優嵐歳時記(996)…□◆□

  珠のごと卵黄のごと寒落暉  優嵐

昼間は薄ぐもりのお天気でした。今日の夕陽は空気の加減
か、太陽を球体として感じられました。夕陽の前に雲が
たなびいているのもいい感じで、ちょうど中から光を
発している貴重な珠(まさに太陽はそうですね)または、
大きな半熟の卵黄、という感じでした。

日没の風景は色彩が刻々と変化して好きです。夏は壮大な
夕焼けが楽しめますが、冬の夕焼けの色彩は淡く、時間も
すぐに終わってしまいます。しかし、それはそれで、
淡白な味わいがあるものです。