□◆□…優嵐歳時記(1000)…□◆□

  干支なれば丹波篠山牡丹鍋  優嵐

友人に誘われて、篠山市で露天風呂と牡丹鍋を楽しんで
きました。”牡丹”とは猪の肉のことです。兵庫県での
本場は篠山です。町中に牡丹鍋を扱う店が軒を連ねて
います。生の猪肉をスライスしたものを、白菜、大根、
葱、エノキ、里芋、春菊、椎茸などとともに味噌仕立て
でいただきました。

三歳の雌の肉だということで、これくらいの年齢のもの
が柔らかく、おいしいそうです。分厚い脂肪層がついて
いますが、これが見かけとは異なり、口の中に入れると
すっと溶けていくようなすっきりした味わいでした。
これなら、いくらでも食べられてしまうと思ったほどです。
身体が温まりました。

気がつけば、千句になりました。こんなに続くとは
思っていなかったのですが、うれしい驚きです。ブログ
を始めたのは2004年の立春の頃ですから、ほぼ3年かけて
千句。自分自身の生活にも変化があり、変らないよう
でもそれなりに変わるものだ、と感慨があります。