□◆□…優嵐歳時記(1054)…□◆□

  東風吹かば我がペダルまた軽快に  優嵐

冬型の気圧配置が崩れ、寒気が緩むと東風に変ります。
春を感じる風です。「東風(こち)」は、菅原道真が
大宰府に流されるときに詠んだ「東風吹かばにほひ
をこせよ梅花主なしとて春を忘るな」で日本人の心に
しみこんでいる季語です。

平地の梅はほぼ終わり、山桜の淡い色が日ごとに増えて
います。昨夜の風雨は朝にはおさまり、午後からは
日差しの暖かないいお天気になりました。

今朝は能登で大きな地震がありました。その時間帯、
姫路でも微震でしたが、かなり長い時間揺れがあり、
どこかで大きな地震があったのでは、と思っていました。