□◆□…優嵐歳時記(1059)…□◆□

  風をいま感じておりぬ雪柳  優嵐

春は梅、桜、モクレン、つつじ、と次々に咲いて句の
題材は豊富です。雪柳も特徴のある花で、枝に小さな
白い花をいっぱいにつけ長く伸びて垂れ下がります。
白雪と柳の連想からこの名がついたものでしょう。

いつもどこかゆらゆらと揺れており、小さな花の
モビールを見るようでもあります。バラ科で、中国名
では噴雪花というそうです。