□◆□…優嵐歳時記(1061)…□◆□

  自転車を立ち漕ぎ少女の春休み  優嵐

学校に行っている人なら、今は「春休み」です。学年や
学校の間になる春休みは、宿題もなくのんびりした休み
でした。次の学校や学年、クラスに対する漠然とした
憧れや不安や期待はあり、それはそれで楽しいものでした。

自転車の立ち漕ぎは、坂道を登るときにパワーを得るため
によくやりました。それ以外では、かなり速度を落とし、
なおかつバランスを崩さずに走るためにもやりました。
立ち漕ぎをすると、重心がペダルの位置まで降りてくる
のでバランスが取りやすいのです。

自転車競技の選手は、自転車を止め、乗ったままで
バランスを保っていることができます。そんなことは
競技者としては当たり前のことなのでしょう。