□◆□…優嵐歳時記(1112)…□◆□

  蝶の道われも歩みて夏真昼  優嵐

蝶の活動時間は日中の日の高いころに限られているよう
です。真昼に増位山へ行ってみるとあちこちで蝶にあい
ます。夕方、同じ場所へ行ってみても彼らの姿は消えて
います。

自然歩道を歩いていると、よく枝からぶら下がっている
蝶の幼虫を見かけます。蝶の卵が成虫になる確率は
1%あるかないか、だそうです。クモや寄生蜂、鳥などの
天敵がおり、逆に考えれば、彼らの生存を支えているのが
蝶だといえます。