□◆□…優嵐歳時記(1118)…□◆□

  五月尽刈られし草の匂い満つ  優嵐

昼に増位山に行ってみたら、梅林で草刈がおこなわれて
いました。夏になり、みるみるうちに草がのびて梅林の
中の遊歩道を覆っていましたが、それがすっかりきれいに
刈り取られていました。

刈られたあとを歩いてみると、草の香りがしました。
自然の中では、さまざまな匂いが混じり合って、複雑に
嗅覚を刺激してくれます。色も音も匂いも自然のものは
人工的なものと違い深みがあります。