□◆□…優嵐歳時記(1143)…□◆□

  夜の窓開ければ匂う花くちなし  優嵐

さきほど入浴をすませ、涼むために窓を開けたら、
くちなしの香りがしました。くちなしの花、咲き初め
は真っ白ですが、すぐに黄色くなります。香りは甘く、
かなり遠くまで届きます。

夜気の中に漂うくちなしの花の香り。空気中の湿気が
多いため、香りが少し濃厚に感じられます。もうすぐ
七月ですが、まだ暑さはそれほどでもなく、夜は窓を
開ければ心地よい涼しさを感じられます。