□◆□…優嵐歳時記(1145)…□◆□

  若竹の真っ直ぐなるを見上げおり  優嵐

筍はすっかり生長し、緑の色が清々しい若竹になって
います。あまりにもあちこちに顔を出したために若竹
になりきれずに切られている竹もありますが、あの
繁殖力では無理も無いでしょう。

生長が速く一年で一人前の竹の姿になるのですから、
木よりはよほど消費に向いた素材です。日本人は、
藁と竹でさまざまな生活道具を作り使ってきました。
どちらもエコロジーな素材といえます。