□◆□…優嵐歳時記(1148)…□◆□
むらさきの色さまざまに額の花 優嵐
額の花はガクアジサイのことです。アジサイの原種で、
房総半島、三浦半島、伊豆半島などに野生のものが
自生しています。古くから庭に植えられてきたため、
今では紫陽花と並んでこの時期を代表する庭木になって
います。
枝先にたくさんつく小さな両性花を五、六個の大型の
装飾花が取り囲んでいます。これが額縁のように見える
ことからこの名がつきました。淡紫色から青紫色をして
います。その紫にも微妙なグラデーションがあり、それが
いい味わいになっています。
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