優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:えのころ

えのころ
10月8日が二十四節気の寒露、晩秋に入ります。セイタカアワダチソウが咲き始めており、これが見られるようになると秋も終わりに入ったと感じます。

昨日の朝あたりから急に気温が下がりました。退院してきた9月28日はまだ暑く、タンクトップに短パンでちょうどいい感じでした。しかし、昨日から朝はTシャツの上に長袖シャツをはおり、ロングパンツです。

エノコログサは全世界の温帯に分布し、日本でも畑地や荒地で広く見られます。アワの原種で粟作とともに日本に伝わったと推測されています。
IMG_6490


えのころ
YouTubeでは、これまで知らなかった音楽や映像などに触れられるのもいいです。最近『若い力』がお勧め動画にあがってきました。昭和22年(1947)、第2回金沢国体にあわせて作られた大会歌です。

「若い力と感激に 燃えよ若人胸を張れ 歓喜あふれるユニホーム 肩にひとひら花が散る 花も輝け希望に満ちて 競え青春 強きもの」歌詞を聴くと、ひたすらな明るさが伝わってきて、いいなあと思いました。長い戦争が終わり、未来を素晴らしいものにするという気概に満ちています。

この歌詞、日本の定型詩の定番ともいえる七五調で作られており、それが行進曲のメロディと合って溌溂とした覚えやすいものになっています。動画に使用されている写真も、若い身体の躍動の瞬間をとらえ素晴らしいです。
DSCN6108



このページのトップヘ