優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:すべての不調は自分で治せる

残暑
糖質制限をおこなうのは、糖質の代謝のためにビタミンB1、ナイアシン(ビタミンB3)などの補酵素が大量に消費されるからです。糖質はこれら補酵素の助けを得てグルコースからピルビン酸に分解され、細胞のミトコンドリアの中でアセチルCoAとなり、クエン酸回路を経て水と二酸化炭素に分解されます。

ビタミンB1は解糖系やクエン酸回路の補酵素として働き、ナイアシンはエネルギー産生、糖質、脂質、タンパク質の代謝、脂肪酸やステロイドホルモンの生合成、DNAの修復や合成など500種以上の酵素の補酵素として働きます。

糖質の代謝にこれらが大量に使われて他の代謝に回らなくなったら、そこで問題が生じます。タンパク質には必須アミノ酸、脂肪には必須脂肪酸があります。しかし、「必須糖質」はありません。ビタミンやミネラルを浪費する元凶である糖質を抑えるのが賢明です。
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秋めく
プロテインを食間に飲むのは、血中のアミノ酸濃度を一定に保つためです。三度の食事には卵、肉、魚が必ず入るようにしています。豆腐などの大豆製品も摂取します。これであわせて今はほぼ2g/kg/日が達成できています。

『すべての不調は自分で治せる』の中では、まずタンパク質をしっかり摂ることが第一で他のサプリメントはその後だとされています。肉や魚が十分食べられない、プロテインを飲むとむかむかするという人は、重度のタンパク質不足で消化酵素が満足に出せていません。

私は最初からBODYWINGホエイプロテイン一日三回、一回24g(タンパク質量18g)を飲めました。これでタンパク質は54gなので、1g/kg/日をクリアできます。2g/kg/日が目標なので、残りは食事で補います。
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新涼
『すべての不調は自分で治せる』の中でまず最初に勧められているのはタンパク質を十分に摂ることです。

『日本人の栄養摂取基準(2020)』では0.66g/kg/日とされています。これでは足りません。健康を維持するためには1g/kg/日、慢性疾患からの回復を目指すには2g/kg/日以上が必要です。体重60kgの人であれば、120gのタンパク質です。これは卵なら20個前後、鶏胸肉なら500gに相当します。

こんな量を食べられませんから、有効にタンパク質を摂取するためにプロテインを使います。私もBODYWINGホエイプロテインを飲み始めました。毎日食間に二度、就寝前に飲んでいます。
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秋めく
七月までは16時間断食を実行していました。オートファジーを有効にするためです。ところが『すべての不調は自分で治せる』にはこう書いてありました。

----タンパク質が不足した状態で代謝をしなくてはならない際は、使い古したアミノ酸が利用されることになります。古いアミノ酸には使い古した原子団やミネラルが結合しており、変形をきたしています。古いアミノ酸を使ったタンパク質は、免疫作用から非自己と判断された場合、リウマチなどの自己免疫疾患の原因となります。(24p)

つまり、オートファジーは身体がタンパク質不足のためやむをえず対応している状態です。そういうことが長年続いたことで慢性疾患の原因になるというのは納得できます。
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