2022年11月29日 ねずみもちの実の上はつつぬけの青空 ◆ねずみもちの実 大中遺跡公園には弥生時代にそこにあったと思われる植物が植えられています。ネズミモチはモクセイ科の常緑低木で、関東以西の暖かな山地に自生します。実は漢方ではジョテイシと呼び、滋養強壮、利尿、緩下として利用されてきました。 また、実とは別に葉には抗菌作用が、樹皮は解熱剤、根も咳嗽治療として使われるという多くの薬理作用を持っており、弥生時代の人々もこれをさまざまに使ったことでしょう。 タグ :ねずみもちの実兵庫県立考古博物館大中遺跡播磨町