優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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山粧う
俳句では山は笑ったり眠ったりします。春は「山笑う」、夏は「山滴る」、秋は「山粧う」、冬は「山眠る」です。姫路は暖かいのとろなので、晩秋になってそろそろと紅葉が始まります。初冬のころが紅葉の盛りです。

イオン銀行と楽天銀行を比較してみて、ネット銀行においても、店舗を持つことのメリットとデメリットに気づきました。今や異業種から銀行業務に新規参入が相次いでいます。ゆうちょを見ていると、店舗が多いことがかつてはメリットだったのに、今は重荷になっているのだろうと想像できます。

新規参入の銀行は専用の店舗や窓口を持ちませんからその分の経費が浮きます。イオン銀行の普通預金金利は、イオンカードセレクトを持っていた場合、ゆうちょの100倍です。イオンカード保持者ならイオン銀行に口座を作り、イオンカードセレクトを持たないと損です。

私は生鮮食料品のほとんどをイオンか系列のマックスバリュで買います。それゆえ、イオンカードセレクトに電子マネーWAONも入れて、店舗での決済はすべてWAON。そしてオートチャージにしています。WAON残高が3000円以下になったら、自動的にイオン銀行の口座からWAONにチャージされます。

公共料金はイオンカードのクレジットを使い、引き落とし口座はすべてイオン銀行です。これらに応じて都度ポイントがつきます。こういう相乗効果があるため、できる限りイオン銀行に集約してポイントをためた方がトクなのです。

実際の小売店舗にたびたび行って買い物をするため、そのついでにATMが使えるというメリットは大きいです。楽天銀行は店舗を持たないことによる経費節減はできるでしょうが、ATMをどこかで借りねばならず、そこがデメリットになっているのでしょう。

利用者にとってより利便性の高い銀行を選ぶ時代です。イオンで買い物などしないという人はイオン銀行に口座を持ってもメリットはありません。コンビニを毎日のように使う人なら、セブン銀行やローソン銀行が使い勝手がよくポイントもたまるでしょう。

金利を比較すれば、従来型の銀行はネット銀行には全く歯がたちません。いまだにゆうちょの口座を利用しているのは、ゆうちょしか引き落としに使えないというサービスがいくつもあるからです。これらが全部ネット銀行に開放されたら、ゆうちょはかなり厳しいのではないかと想像します。IMG_0108


晩秋
播磨灘を含む瀬戸内海は多くの船が行き交うところです。増位山の頂から見える播磨灘にも常に船の姿があります。

楽天で買い物をした場合、楽天カードで支払うとポイントが倍になります。さらに、カードの引き落とし先を楽天銀行にすれば、3倍になると楽天市場のHPには書いてあります。

楽天銀行の口座を持っていますが、ほとんど使っていませんでした。そこで、この機会に楽天銀行を使ってみようかと考えました。しかし、楽天は店舗を持っていません。ATMはいろいろ使えるようですが、イオンとローソンのATMで楽天銀行のカードを入れてみたところ、制約が多いことがわかりました。

3万円以上口座に残金が無いと、入出金にお金がかかるようです。また残高によって無料取引回数に制限があります。これを見たとたん、やーめた、と思いました。ポイントが倍になる程度のことで、引き落とし先を楽天銀行にするほどのメリットはありません。

従来型の銀行でない銀行の口座としては、すでにイオン銀行の口座を持っており、こちらの方がはるかに便利で、ネット銀行のメインはイオン、従来型はゆうちょにしています。

イオンは品物を売る店舗を持っており、ATMはその中に設置されているため、入出金は店舗が開いている時間帯ならいつでも何度でも無料です。セブン銀行も同様でしょう。店舗を持たない楽天銀行はこの点でイオンやセブンイレブンに太刀打ちできません。ローソンも銀行業務を始めたようで、驚きました。IMG_0101


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