2023年04月18日 春深し阿蘭陀冬至の続きおり ◆春深し 復元されたカピタン(オランダ商館長)部屋は出島最大の建物です。二階には阿蘭陀冬至(クリスマス)を祝う宴の席が再現されています。 出島内を歩いていた時、黒装束に笠を被った怪しげな人が歩いていました。ちょっと変わった趣味の人なのかしら、と思っていたら出島専属ガイドの方でした。当時の門番や出島乙名役人(日本側貿易事務を担当)の姿で定時ツアーの案内をされています。 キリスト教が禁止されていたため、阿蘭陀冬至と言われていたのでしょう。クリスマスはもともとヨーロッパの冬至を祝う習慣にキリスト教が結びついたものですから、本質を表しているといえます。 タグ :#カピタン部屋#阿蘭陀冬至#出島#長崎市