優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:カンパーナ六花亭

秋の野
「カンパーナ六花亭」からは葡萄畑をはさんで東側にJR富良野線が走っています。富良野岳を遠望していると、一両だけのキハ150形気動車が南に向かって走っているのが見えました。十勝地方に四日間滞在した間に初めて目にした走る鉄道の姿でした。
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紅葉
「カンパーナ六花亭」では、ふらの餅も食べました。塩味の効いた富良野産赤えんどう入りのお餅でこし餡を包んだものです。注文すると軽く炙っていただけます。持って出ることができるかと尋ねると、すぐに硬くなるので、炙りたてを食べるのが一番おいしいとのこと。ほのかな塩味が甘味をひきたてて絶品です。

カンパーナとは、イタリア語で鐘を意味します。一日9回、葡萄畑の中の鐘楼の鐘が鳴るそうです。ワイナリーもあるようで、カンパーナワインが販売されていました。
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ハロウィン
昼過ぎには富良野を発って新千歳空港に向かおうと思っていました。そこで、昨日訪れて気に入った「カンパーナ六花亭」へ行って、もう一度葡萄畑から見る景色とスイーツを楽しもうと考えました。

日常生活では糖質制限で菓子類を全く摂取しませんが、糖尿病ではないので、旅行やイベントの時は気にせず楽しむことにしています。10月はかぼちゃを意識したケーキが目につきます。ケーキ業界にとって、クリスマスの次に美味しいイベントかもしれません。
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秋天
「カンパーナ六花亭」は24,000坪の丘陵地の葡萄畑の中に店舗、ギャラリー、ジンギスカン白樺富良野店が点在しています。店舗のガラス張りの大窓の前はテラスになっており、椅子が置かれゆっくり景色を楽しんだり、記念撮影したりできます。
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「カンパーナ六花亭」では、ドリンクはフリーでいただけます。店員さんにケーキのお勧めを尋ねると蒸し栗のモンブランでした。美味しかったうえに驚くのは北海道のケーキの安さです。蒸し栗のモンブランは一個337円。姫路だとあと100円から200円は高いでしょう。

10日に行った音更町の「柳月」でもチーズケーキが172円でした。半額じゃないの?とびっくりしました。原材料を地元で調達できるからでしょうか。美味しさはまったく遜色ありませんから、北海道で名のあるスイーツがたくさん作られているというのも納得です。
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十月
次は「カンパーナ六花亭」に向かいました。六花亭は帯広市に本社のある北海道を代表する菓子メーカーです。「カンパーナ六花亭」は富良野市の北端、中富良野町との境近く葡萄畑の中に立つ真新しい店舗です。

店内ではケーキやお土産の菓子類を販売しています。東側は全面ガラス張りになっていてそこから大雪山系の富良野岳や十勝岳を望むことができます。フランスあたりの葡萄畑に来ているような感覚を覚えます。
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