澄む秋
クレジットカード詐欺というものに初めてあいました。昨夜、カードの利用明細をチェックしていて、覚えのない横文字の利用記録があるのに気づきました。カード会社に連絡して利用停止措置をとってもらいました。

利用記録が会社に届くまで3日ほどかかるということなので、不正利用はさらに増える可能性があります。不正利用分はあとで補償の対象となりますが、一時的には支払う必要がありそうです。

利用先はヨーロッパのようでした。9月10日から数回に渡ってグルメサイト、フットボール関係サイト、チケットサイトなどの利用記録が残っています。このカードを私が最近利用したのは先日埼玉・東京へ行ったときでした。二ヶ所で食事代を支払っています。

それ以外はAmazonでの買い物です。これで思い浮かんだのが9月5日にAmazonから「外国からのサインインを防止」というメールが来たことです。このメールに従って自分のアカウントに入ると、チェコからアクセスがあるとの警告が記されていました。パスワードを変更し、その後買い物は普通にできました。

利用記録から考えると、カード情報が抜き取られたのは9月10日の最初の不正利用の直前と思われるのですが、このAmazonのメールを見れば、9月5日以前なのかも知れません。そうなると、東京での使用は関係ないことになります。ネットから情報が漏れたことも考えられます。いずれにしろ、カード会社で調査が行われるでしょう。

幸いだったのは、定期的に明細をチェックしていたことでした。郵送なら、月に一度しかチェックしないでしょう。盗難や紛失ならすぐにカード利用を止めますが、情報だけ抜き取られていたら、なかなか気づけません。犯人もそれを見込んでカードそのものは盗まないのだと思います。

クレジットカードを何枚も持つことの危険性もわかりました。完璧に防御するにはクレジットカードを利用しないことですが、それでは現代生活の利便性を享受できません。PCのセキュリティ、パスワードの管理、カードの明細チェックを定期的に行うことで、情報を盗まれる可能性を低くできますし、被害も極力軽微にすませることができます。
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