優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:ハクモクレン

春立つ
ハクモクレンはソメイヨシノが開花する少し前に真っ白な大きな花を咲かせます。今はそれらの花芽は毛に覆われて、暖かそうに眠っています。開花はまだ一か月以上先ですが、こんなところにも春の兆しを感じます。
DSCN6602


冬の陽
はくれんとはハクモクレンのことです。中国の中南東部が原産で江戸時代以前に日本に渡来しました。お花見の時期に真っ白な大きな花を咲かせます。

増位山随願寺の境内の一画で幅広い葉が黄色く色づいている木があるのに気づきました。最初は何かわかりませんでしたが、春、ここでハクモクレンが咲いていたことを思い出しました。黄葉も趣があります。イチョウなどの強い黄色ではなく、なんとも微妙な色合いです。DSCN0739


はくれん
手向山八幡宮と三月堂の間の坂道を登ったところ東大寺不動堂はあります。東大寺のお堂の中では最も高い位置に建っています。IMG_1791 (1)
IMG_1787
観光客もここまではあまり来ないのでしょう。こじんまりとしたお堂で、静かな場所でした。私たちの後にやってきた方が御朱印をいただかれていました。お堂の隣に見事なハクモクレンがあり今が満開でした。IMG_1788
IMG_1785

はくれん
ハクモクレンが咲いてきました。ソメイヨシノやヤマザクラより開花がわずかに早く、大きな蕾が開いて真っ白な花が空に向かって開きます。高貴で美しい花です。IMG_1540


このページのトップヘ