優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:ピアノソナタ

春を待つ
聴き始めていたEkaterina Derzhavinaのハイドンのピアノソナタ全集の続きを聴いています。モーツァルトがピアノソナタを18曲書いている一方で、ハイドンは60数曲書いています(真偽がはっきりしない作品がいくつかあるためです)。

モーツァルトを聴いた後でハイドンを聴くと、シンプルというか、素朴な温かみを感じます。巨匠たちのピアノソナタを聴く基準として、まずは「全集」を録音している人に限ろうと決めました。

全集録音に挑戦しているということは、そのピアニストがその作曲家に深い思い入れを持っていると解釈できます。CD9枚分10時間もの録音を完成させるなんて、並大抵のことではありません。
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大寒
二日続きの雨模様のお天気になりました。大寒のころにこのように天気が崩れるのは珍しいです。瀬戸内式気候に属する姫路では、冬のこの時期は連日快晴で冷え込む朝と日差しの眩しい日中というのが繰り返されます。

モーツァルトのピアノソナタを二人目のMaria Joao Piresで聴いています。三人聴き終わったらベートーヴェンに移ろうと思っています。その後はシューベルト、ショパン、シューマン、リストなどを聴いていくつもりです。
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寒暁
ピアノソナタというのは、BGMとして聴くのにちょうどいいです。いまモーツァルトを聴いています。何かをしながら聴いていますが、ときどきはっとするような美しいメロディが出てきて、さすがにモーツァルトだと思います。

モーツァルトの音楽には天上から降り注ぐような極上の美しさがあります。クラシックの巨匠は誰もがみな彼らなりの美しい旋律を持っています。中でも、モーツァルトは最も天国に近い雰囲気を漂わせている、と思えるのです。
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寒し
ピアノという楽器から各作曲家を知っていくなら、ピアノソナタを聴くのが一番いいのではないかと感じ、モーツァルトのピアノソナタ全集をYouTubeで聴き始めました。ピアニストはKlara Wurtz、全部聴くのに5時間余りかかります。

ハイドンのピアノソナタ全集は10時間前後かかります。こちらはLubov TimofeyevaのものとIlse von AlpenheimのものをそれぞれYouTubeで聴き終わり、今はSpotifyでEkaterina Derzhavinaのものを聴き始めているところです。

まだピアニストの好みをあれこれ言う段階ではなく、それぞれの作曲家の特徴に触れているところで、モーツァルトを何人か聴いたら次はベートーヴェンを聴くつもりです。
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冬の夜
クラシック音楽初心者としては『メサイア』などより、器楽の協奏曲やピアノソナタがなじみやすいです。ここで自分の好みの作曲家を見つけ、それをじっくり聴くのがいい。

これらはオラトリオやオペラに比べると短く、長くても20分ほどです。ひとつの楽章が数分というポピュラー音楽のようなものもたくさんあります。オペラなどの声楽は、私にとってはまだ敷居が高いです。
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