優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:プレガバリン

桜紅葉
抗magニューロパチーによる疼痛を抑えるため、一番薬の量が多かったときはプレガバリン300mg、ツートラム50mgを朝夕服用していました。プレガバリンは処方できる限界量だったため、主治医から減量を勧められ、半分にしました。

最初はそれで耐えられるのかと訝しく思っていました。その量を飲んでも疼痛が完全になくなることはなかったからです。しかし、薬で疼痛を抑えきることは無理だと悟りました。そこで飲む時間を工夫したり瞑想を取り入れたりしました。

それでプレガバリンを半分にしてもそれほど変わらないという実感を得られました。先日の受診時にそのことを言うと、「ツートラムも半分にできるならしていい」とのこと。これもやってみようと思います。薬は少ないにこしたことはないからです。
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盆の月
昨日は朝のうちに雨があがり、午後には雲がきれ満月が眺められました。旧暦7月の満月で、お盆のある月の満月であることから、盆の月と呼ばれます。

ペインクリニックの主治医にプレガバリン300mgとツートラム50mgでは鎮痛には不十分であること、プレガバリンを600mgの処方に戻してツートラム50mgとの併用にして欲しいというと、限界量だから、としぶしぶ応じてもらえました。

薬剤の添付文書には処方通りきちんと飲むようにと書いてあります。しかし、主治医によれば鎮痛剤は大真面目にきちんと朝夕食後に飲んだりせず、最小量で痛みが治まるように飲む工夫をするのが大事だとのこと。これからは工夫してみようと思います。
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晩夏
20年以上愛用している歳時記が傷んできたので、テープで補修しました。頑丈な表紙の外箱入りのもので、四季ごとに分かれています。その季節が終わったら外箱に入れ、新しい季節のものを出します。夏が終わる前に歳時記も労わります。

抗magニューロパチーに関して、鎮痛剤のプレガバリンを一日の限界量600mgまで増加させたものの、最近はそれでも不十分になり、弱オピオイドのツートラムを一日100mg服用するようになりました。

ツートラムが追加されたことでプレガバリンの処方が一日300mgになっていましたが、それでは足りず600mgに戻しました。この先鎮痛剤の強度が徐々に増していくでしょう。それでいいと思っています。疼痛があると生活の質が保てません。
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きさらぎ
きさらぎ(如月)は旧暦二月の異称で、新暦ではほぼ三月にあたります。昨日はペインクリニックへ行ってきました。先週末にツートラムがなくなっているのに気づき、手元に残っていたプレガバリンを飲んでしのぎました。

プレガバリンはそれまで一日300mg処方されていました。それを600mg服用しました。これが限界量です。医師にそれを告げると「じゃあ、それでいこうか」ということになりました。プレガバリンの方が安いのでありがたいです。

さらにこれまで75mg錠だったのが150mg錠に変わりました。75mg錠は1錠22.8円、150mg錠は1錠33.4円です。従って同じ薬で7割の費用になります。
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春しぐれ
ペインクリニックの受診日でした。疼痛の状態にそれほど変化はありません。抗mag抗体陽性ニューロパチーの治療法はないので、私の場合は疼痛コントロールが今のところ主になります。

主治医に相談し、高価なタリージェからもとのプレガバリンに戻してもらうことができました。今はタリージェ5mg(92.5円)を朝夕3錠ずつ飲んでいますから1日555円です。

これをその前まで飲んでいたプレガバリン75mg(24.3円)朝夕2錠にすれば1日97.2円です。同じ薬効で5.7倍の差です。長期間服用するのでこの差は大きいです。
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春近し
タリージェを減量できないことがはっきりしたのはいいことです。次の対策としては、タリージェをプレガバリンに戻せないか考えることを主治医に提案できます。同様の薬効でタリージェはプレガバリンの6倍近い値段です。

プレガバリンでは副作用が出て飲めないというなら別ですが、以前飲んでいたとき副作用はありませんでした。長期間飲まなければいけない、特定疾患としての給付も軽症で受けられないとなると余計にそうです。
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寒夜
昨夜はいったん眠ったあと痛みで目が覚めました。タリージェ5mgを減らして2週間、特に変化なしと昨日書きましたが、変化はやってきました。夜中に起き出してタリージェ5mgを2錠、さらに睡眠剤のデエビゴ5mgを1錠飲み眠ることができました。

タリージェは解熱鎮痛剤のように飲んで効果がすぐに現れる類の薬ではありません。血中に一定量あって効果を持続するタイプの薬です。2週間たって減量の影響がでてきたようで、無理もないことです。

タリージェもリリカ(プレガバリン)も神経障害性疼痛に特化した鎮痛剤です。ツートラムは弱オピオイドでもっと広範囲の痛みに対処するための薬です。神経障害性疼痛用の薬は減らせないということがはっきりしました。
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水仙
晴れた週末です。寒中ですが週半ばの寒波が落ち着き日差しはもう春の明るさです。この冬は積雪のないまま過ぎていきそうです。

抗mag抗体陽性ニューロパチーに伴う疼痛に関して、タリージェ5mg×3朝夕にツートラム25mg朝夕だったものを、タリージェ5mg×2朝夕にツートラム25mg×2朝夕に変えて様子を見始めて2週間たちました。タリージェ減量による影響は感じられません。

タリージェは薬価が高いのが難点です。私が飲んでいる量での薬価で言えば、タリージェ5mgは92.5円、プレガバリン75mgは16.2円、ツートラム25mgは33.3円です。長期間飲み続けなければならないので、費用は効果とともに十分考える必要があります。
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散る桜
三月半ば以降、CIDPで足の痛みが強くなっています。次の定期受診日は5月末でしたが、眠りにつくのが難しい日もあり緊急受診してきました。

CIDPで最もよく見られるのが四肢の筋力低下です。最大の治療手段であるIVIgは筋力低下を改善することはできますが、しびれや疼痛には効果がありません。

今回は、すでに処方されているプレガバリン150mg朝夕にタリージェ5mg追加となりました。どちらも神経障害性疼痛の薬として開発され、市販の鎮痛薬とは作用機序が異なり効き方も違います。
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