優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:ヤマガラ

小春日
一昨日、エノキの黄葉を眺めていたら目の前にヤマガラがやってきました。エノキは増位山山上駐車場の下から生えており、駐車場に立つと、枝のかなり高いところを眺めている格好になります。ヤマガラは全く人を恐れる風がなく、手で触れられるほどのところでしばらく私を見ていました。

この春に、ドライブウェイ沿いでヤマザクラを見ていると、同じようにヤマガラが目の前に来たことがありました。このヤマザクラも高木ながら、下の川沿いから立ち上がっているので、視線の高さが高い位置にあったためです。思わぬバードウォッチングでした。DSCN0408
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ヤマザクラは高木になるので、幼木時代を除けば、花そのものを目の前で見る機会は意外に少ないものです。IMG_1688
増位山ドライブウェイの途中で、道が増位川の谷を渡るところがあります。そこに生えているヤマザクラは地上高はかなり高いのですが、道がその途中を横切る形になり、花をすぐ目の前で見ることができます。IMG_1698
そこに車を停めて花を撮影していると、すぐ目の前にヤマガラがやってきました。野鳥がこんなに近い場所に自分からやってくるというのは珍しいです。ツツピー、ツツピーとゆっくりしたテンポで囀ります。IMG_1683


囀り
三月に入り、初音もすでに聞いて、森へ行くとさまざまな野鳥の囀りがさかんに聞こえるようになりました。動きも活発化しているようです。一昨日の雨あがりの梅林では、ヤマガラがツツピーと囀りながら木々の間を飛び回っていました。IMG_1378


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