優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:ヤマザクラ

山桜
増位山梅林の中にヤマザクラの巨樹があります。ヤマザクラは長寿の木で、樹高が30mを超える大木になることもあります。樹形は箒形でケヤキに似るといわれています。このヤマザクラはまさにその通りの形をしています。IMG_1924
樹齢がどれくらいなのか、数百年は下らないと思います。花ははるかに高いところで咲き、花吹雪の時期になると、雪のように花びらが周囲に舞います。その存在感の圧倒的なこと、梅林の主です。IMG_1926


山桜
周囲の山はヤマザクラの満開を迎えています。里のソメイヨシノも開花が進んでいます。桜といえば、現在はソメイヨシノのイメージですが、江戸期以前には園芸種のソメイヨシノは無く、桜はヤマザクラが一般的でした。IMG_1735
花の色が白く、花と同時に赤褐色の若葉が出ます。周囲の山を眺めてヤマザクラが咲きそろっていくさまを見るのが、桜のイメージだったと想像できます。これが日本の象徴としての桜でした。IMG_1867
本居宣長は「しきしまの大和心を人とはば朝日に匂ふ山桜花」と詠んでいます。身近で見るのではなく、遠くにある憧れとしての花です。IMG_1866




ヤマザクラは高木になるので、幼木時代を除けば、花そのものを目の前で見る機会は意外に少ないものです。IMG_1688
増位山ドライブウェイの途中で、道が増位川の谷を渡るところがあります。そこに生えているヤマザクラは地上高はかなり高いのですが、道がその途中を横切る形になり、花をすぐ目の前で見ることができます。IMG_1698
そこに車を停めて花を撮影していると、すぐ目の前にヤマガラがやってきました。野鳥がこんなに近い場所に自分からやってくるというのは珍しいです。ツツピー、ツツピーとゆっくりしたテンポで囀ります。IMG_1683


山桜
市川は増位山の麓を南に向かって流れ、播磨灘に注ぎます。対岸の山はヤマザクラが多く、この時期になると華やかです。川べりを散歩したり、河川敷のグラウンドを使っている人もいながらにしてお花見が楽しめるでしょう。
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山桜
桜は園芸品種を入れると膨大な種類があります。しかし、最もよく目につくのは山のヤマザクラと里のソメイヨシノです。ほぼ同時に咲き始めるものの、年によってどちらかが早くなったり遅くなったりします。今年はヤマザクラの方が早く咲いています。IMG_1652
周囲の山はヤマザクラが多く、今は毎日のように新しく咲き始めたヤマザクラを部屋の窓から望むことができます。毎年、桜の灯りが点っていくようだと思います。ヤマザクラの花はそばでみるとほぼ白色です。それが少し離れるとあの桜色を生み出します。IMG_1650



このところくもって肌寒いお天気が続いていました。今日は久しぶりに青空が広がり咲き始めた桜が日差しに映えて美しいです。車に乗ると暑く、窓を開けて走りました。いいお天気になれば、日中は家の中より戸外の方が暖かい季節になってきます。IMG_1625


山桜
春分の日あたりから気温が低く、特に昨日の夜から今朝にかけては二月並の寒さでした。暖かいところに住んでいるので、真冬でも使う暖房器具は電気ストーブだけです。あとは衣類で調整します。それでももう暖かいと思って電気ストーブも片付けてしまっていました。まあ、衣類で調整すればしのげる寒さです。IMG_1590


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