優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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小御嶽神社の境内からは山中湖が望めました。五合目と山中湖の間には陸上自衛隊北富士演習場があります。そのためか、富士山世界遺産センターにいたときにはオスプレイと思われる機影が上空を飛んでいきました。

富士スバルラインの五合目は標高2,300mで森林限界になります。富士スバルラインを登っていくと植生が標高にあわせて変化する様子を観察できます。有料道路に入るとアカマツが目につきシラカバもありました。森林限界手前ではカラマツがたくさん生えています。
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姫路城は世界遺産登録30周年を迎えます。子どもの時はそれがそこにあるのが当たり前でした。しかし、大人になって日本中の城を見る機会を持ち、姫路城の貴重さに気づきました。「ふるさと」の貴重さに気づくのは、実は成人後ではないかと感じます。

子どもの頃は東京などの大都会に憧れていました。今は姫路は実に住みやすいところだと感じています。海も山もすぐそこにあり、交通は便利。人は多すぎず少なすぎず、冬は温暖で雪はほとんど降りません。台風の被害も少なく津波の心配もありません。
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帰りのミニモノレールの時間を把握しておらず、出発が近づいて慌てて片付けました。乗り遅れなくてよかったです。モノレールの軌道横に点検整備のための階段がついています。ハイキング仲間には高所恐怖症の人がいて「こんなところ絶対無理」と言っていました。
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吉野神宮は後醍醐天皇を祀る神社です。崩御の後、吉水院で仏教形式で供養されてきましたが、明治政府の神仏分離政策により、吉水院は吉水神社になりました。その後の明治25年(1892)、明治天皇の意向でこの地に社殿が竣工しました。

近鉄・吉野神宮駅からは1kmほどの上り坂です。近づいてみて、昨日この前をマイクロバスで通ったことに気付きました。鳥居をくぐって参道に入るとカエデやヤマザクラの青葉が瑞々しく、汗がひいていきました。
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蔵王堂のすぐ南に柵に囲まれて四隅に桜が植えられた「四本桜」と呼ばれる場所があります。元弘3年(1333)、後醍醐天皇の皇子、大塔宮護良親王が吉野山で挙兵した際、鎌倉幕府の大軍に攻められて蔵王堂にたてこもり最後の酒宴を開いたところです。

その脇を抜けて車道へ出、修理中の仁王門を覆う建屋の下を通って湯川屋へと戻りました。雨上がりの吉野の山々が一望できました。
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