優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

タグ:三日月

三日月
昨夜、夕食を終えてコーヒーを飲んで寛ぎ、ふと外を見たら西の山際にかすかに赤い月が見えました。目をこらして見ないとわからないほどですぐに地平近くの塵の中に埋もれてしまいました。月の暦を確認すると月齢は4.0でした。

この月が育って行けば、十五夜になります。今年の十五夜は9月17日です。花鳥風月と言われるとおり、月は昔から文人たちの心をとらえ続けてきました。十五夜があるので、月は秋を代表する季語です。

月はカレンダーでもありましたから、空を見れば今日は何日かがわかりました。一般人も今よりずっと月に親しみを覚えていたと思います。
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三日月
昨夜は旧暦の10月3日でした。姫路城に入る前、西の空に低く三日月がかかっているのが見えました。午後6時からの開場で、あたりはすっかり暗くなっていました。日中はまだ暖かいですが、朝や夜はやや肌寒さを覚えるようになってきています。
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