タグ:三月
ヨーデルの明るき調べ三月に
◆三月
YouTubeは時に思いがけない面白いものを提供してくれます。先日なんとなく見ていたらヨーデルを特集した動画がお勧めにあがってきました。ヨーデルはアルプスの牧童が仲間と呼び交わすのに使った裏声が進化して歌唱になったものです。
「なんという明るい音楽なのか」と感動しました。もちろんヨーデルをこれまでに何度か聴いたことはあります。しかし、まとまって何曲か聴いてもとにかく明るい。聴いているうちにひとつとても気に入ったグループを見つけました。
Oesch's die Drittenといい、スイスのファミリーバンドのようです。ヨーデルのミュージックビデオを見ているとそのほとんどが自然の中で撮影され、それがまた曲の明るさをいっそう引き立たせています。

YouTubeは時に思いがけない面白いものを提供してくれます。先日なんとなく見ていたらヨーデルを特集した動画がお勧めにあがってきました。ヨーデルはアルプスの牧童が仲間と呼び交わすのに使った裏声が進化して歌唱になったものです。
「なんという明るい音楽なのか」と感動しました。もちろんヨーデルをこれまでに何度か聴いたことはあります。しかし、まとまって何曲か聴いてもとにかく明るい。聴いているうちにひとつとても気に入ったグループを見つけました。
Oesch's die Drittenといい、スイスのファミリーバンドのようです。ヨーデルのミュージックビデオを見ているとそのほとんどが自然の中で撮影され、それがまた曲の明るさをいっそう引き立たせています。

三月の始まる真白き朝靄に
雨に始まる三月最終週
◆三月
今朝はまた雨になっていました。昨日は抗magニューロパチーの患者数人がZoomを介して集まりました。この疾患では神経症状とともに血液検査の値に異常が出る場合が多いです。「意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症」というものです。
白血球の一部のB細胞は形質細胞になり、正常なら数種類の免疫グロブリン(抗体)を生み出します。これが一種類のみ異常に増殖する状態です。血中のIgMの値があがります。ここから年数%の割合で骨髄腫などの重篤な血液疾患に移行します。
病理はわかっていませんが、抗magニューロパチー患者の多くがこの症状を持っています。それゆえ血液疾患の治療薬であるリツキシマブに一定の治療効果が認められるのです。私の場合、IgMは全く正常値で、こういう人は珍しいそうです。

今朝はまた雨になっていました。昨日は抗magニューロパチーの患者数人がZoomを介して集まりました。この疾患では神経症状とともに血液検査の値に異常が出る場合が多いです。「意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症」というものです。
白血球の一部のB細胞は形質細胞になり、正常なら数種類の免疫グロブリン(抗体)を生み出します。これが一種類のみ異常に増殖する状態です。血中のIgMの値があがります。ここから年数%の割合で骨髄腫などの重篤な血液疾患に移行します。
病理はわかっていませんが、抗magニューロパチー患者の多くがこの症状を持っています。それゆえ血液疾患の治療薬であるリツキシマブに一定の治療効果が認められるのです。私の場合、IgMは全く正常値で、こういう人は珍しいそうです。

地下鉄を出て三月の陽のなかへ
風荒れる三月の光明るきに
◆三月
ハイドンと同じ古典派前期に活躍した作曲家にボッケリーニ(1743-1805)がいます。ハイドンやモーツァルトに比べると今ではややマイナーな印象ですが、チェロの名手でもありました。20世紀になってから再評価が進んでいるようです。
ボッケリーニの音楽も明るく軽やかで優雅です。これは古典派前期の特徴で、彼らが王侯貴族に雇われていたからです。軽やかで明るい旋律は当時の貴族が求めたものでした。雇い主の好みにあわない曲を作っていては解雇されてしまいます。
フランス革命を経て顧客が王侯貴族から市民階級へと変わったロマン派の音楽では、ドラマチックで重いものが増えていきます。ベートーヴェンは古典派に分類されていますが、曲の雰囲気からするとロマン派の先駆けと感じられます。

ハイドンと同じ古典派前期に活躍した作曲家にボッケリーニ(1743-1805)がいます。ハイドンやモーツァルトに比べると今ではややマイナーな印象ですが、チェロの名手でもありました。20世紀になってから再評価が進んでいるようです。
ボッケリーニの音楽も明るく軽やかで優雅です。これは古典派前期の特徴で、彼らが王侯貴族に雇われていたからです。軽やかで明るい旋律は当時の貴族が求めたものでした。雇い主の好みにあわない曲を作っていては解雇されてしまいます。
フランス革命を経て顧客が王侯貴族から市民階級へと変わったロマン派の音楽では、ドラマチックで重いものが増えていきます。ベートーヴェンは古典派に分類されていますが、曲の雰囲気からするとロマン派の先駆けと感じられます。
