桜紅葉
では、なぜ同じような食事をしていても、がん、高血圧、糖尿病、神経難病、認知症などになる人とならない人がいるのでしょうか。それを『すべての不調は自分で治せる』では確率的親和力の違いだとしています。

この理論を提唱したのは三石巌です。私たちの身体はDNAに基づいて作られ再生されています。その時、代謝酵素が補酵素と完全に結合し代謝を100%実行できれば問題ありませんが、中には2分の1、5分の1、あるいは10分の1の確率でしか結合しない人もいます。

確率的親和力が低いほど代謝に問題を抱えやすく、そこに関係した病気を発症しやすいのです。高齢になるほど慢性疾患を発症しやすいのはこれらの負債が蓄積しているからです。若くして発症する人は、代謝をおこなう部分のDNAに大きな弱点を持って生まれてきたと考えられます。
DSCN5897