紅葉かつ散る
翠山亭で朝風呂に入ったとき、札幌から来られたという人からお勧めの場所として丸駒温泉を紹介してもらいました。国道453号をオコタンペ湖展望台に向かって走っている途中、丸駒温泉との表示を見て、その方向に行ってみました。

丸駒温泉は大正四年創業です。当時、恵庭岳の麓で硫黄の採掘がおこなわれており、そこで運搬をしていた馬が怪我をした時にこの温泉で癒したのが丸駒の名前の由来とか。当初は道がなく、湯治客は湖の向こうから船で通ったといいます。

現在もその当時の源泉かけ流しの露天風呂は支笏湖の湖面と同じ高さにあります。そこに入ると、目の前に支笏湖の湖面があり、湯の中の足元には砂利が敷かれています。湖面越しに風不死岳の姿が望め、湯にはそばから紅葉したカエデの葉が散ってきます。
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