優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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今日の月
夕食の用意をしつつ、17時代に東の山の端を見ると、空にはまだ青さが残り、月の気配はありません。月の出は17:42ですが、これは月の中心が水平線と一致する時刻で、山に囲まれていれば月の姿を見るのはもっと後になります。

18時30分ごろに見てみたら、月はすでに山の端を離れようとするところでした。しかし、空はまだほんのりと明るく、西の空には夕焼けが残っていました。月齢14.0なので、満月より月の出が早いのです。これもまたいいものだと思いました。
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今日の月
今朝、目が覚めて時計を見ると5時半を過ぎていました。入院中もほぼこれくらいの時間に目を覚ましていました。夜明けの時間は遅くなって、この時間でもまだ薄暗さが残っています。

昨夜は名月だった、と気づいて外を見てみました。名月は今まさに増位山の稜線の向こうに姿を消そうとしており、月の端の部分がわずかに残っていました。これで来年まで名月とはさようならだなあと思いつつ、沈んでゆく月を見送りました。
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