優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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入道雲
連日の酷暑で午後になると空に高く入道雲が立ち上がっているのを見ます。強い日差しで温まった空気が上昇気流を産み、上空で冷え固まってああいう形になります。気象用語では積乱雲と言い、幅は数十キロ、高さは上空10kmに及びます。

日の出から数時間ほどであれだけの形を作るわけですから、やはり太陽のエネルギーは桁外れだと感じます。
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入道雲
山城跡の景色を楽しんだ後、木陰でティータイムをとりました。今日は下山後にランチに行くことにしていたので、軽く飲み物とスナックをつまみます。予約時間の関係で早目に切り上げ下山にかかりました。

北曲輪群や出曲輪などを巡ることもできましたが往路をそのまま戻りました。山城跡を訪ねるたびに、重機も何も無かった時代にこんな山の上に壮大な城を築いた昔の人の建築技術と情熱は凄いものだと感じます。
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入道雲
猛暑が続き、午後になると内陸部の空に積乱雲が発達します。南は播磨灘になるので、こうした雲はできません。強い日射を受けて比熱の大きい陸の気温が海より高くなるために上昇気流が発生し、積乱雲ができます。

上昇気流で内陸の空気が上空に引っ張られるため、そこへ海上から空気が流れ込んできます。このおかげで夏の日中は絶え間なく海風が吹き、爽快です。記録的高温がニュースになるのはほぼ内陸部の都市です。
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