優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

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八重紅梅
遅咲きの八重紅梅がきれいなお宅もありました。仁徳天皇陵に出会うまで西高野街道を歩き、そこから古墳の外堀の西側に沿って大仙公園を目指しました。学校では仁徳天皇陵と習いましたが、厳密には古墳に誰が葬られているのかはわかっていません。

最近では大仙古墳と呼ばれることが多くなっています。明治5年(1872)の調査で前部から刀剣、甲冑、ガラス製の皿と壺などが出土しました。すぐ南の履中天皇陵よりも後で作られたとわかっており、日本書紀の在位順とは逆です。
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山を散歩するときはトレッキングシューズに履き替えます。車をおりて靴をはきかえているとウグイスの囀りが盛んに聞こえてきます。IMG_1639

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八重紅梅
増位山梅林では、植えられている梅の中で最も遅く咲く八重の紅梅が咲き始め、いま三分から五分咲きといったところです。IMG_1614 (2)
早生の梅が多い一番上の梅林はほぼすべて花が散り、一本だけ「思いのまま」が残って咲いています。この濃い八重紅梅は最も広い場所にあります。IMG_1615
梅はバラ科。この八重紅梅を接近して見ると小さな薔薇のようにも見えます。枝にぎっしりと花がつき豪華です。間もなく咲き始める梅林横のヤマザクラの巨樹と、毎年並んで咲いています。梅の季節の最後を飾るにふさわしい花です。IMG_1613


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